この催しは、津市中心部に障害者のグループホームを開設したNPO法人が開きました。
市内のホテルには医療や福祉の関係者や市民らおよそ120人が集まり、津市出身のファッションデザイナー、ドン小西さんや東京 江戸川区の精神科医、村上健さんらがトークライブを行いました。
この中で、みずからも3年半うつ病の闘病経験があるドン小西さんは、「自分というものをもっと出して自由に生きていい。そのために、たくましさやしたたかさを持つことも大切だ」などとうつ病の克服に向けた自身の体験を話しました。
続いてドン小西さんが一緒に登壇した村上医師や会場の男性らのファッションチェックを行い、ユーモアを交えながら「もっと冒険したほうがよい」とか「今の時代に合ってない」などと指摘して会場の笑いを誘っていました。
ドン小西さんは「うつ病で3年半悩んだ経験があり、治し方を皆さんに伝えたくて故郷に少しはいいことをしたい」と話していました。
またイベントを主催したNPO法人、東京ソテリアの高田幸子さんは「町の中にグループホームがあることを大事にしているので、地域の人たちと出会い協力しあっていくような関係を築いていきたい」と話していました。