4日午後3時40分ごろ、小松市の十二ヶ滝で「小学生が溺れ意識がない」と、現場にいた女性から消防に通報がありました。
警察によりますと、溺れたのは石川県外から訪れた小学3年生の8歳の男の子で、近くにいた人に救助され、ドクターへリで病院に搬送されましたが、意識不明の重体となっています。
男の子は家族などと滝を訪れ、滝つぼで水遊びをしていたということで、警察が当時の状況を詳しく調べています。
十二ヶ滝は、12本の水筋が流れ落ちる観光名所で、夏は水遊びをする人でにぎわいます。
消防によりますと、この10年で6件の水難事故が起きているということで、去年から滝の近くにうきわや救命胴衣を設置するとともに、安全に注意するよう呼びかけていました。