輪島市と富山県を結ぶ能越自動車道のうち、穴水町の穴水インターチェンジと、輪島市ののと三井インターチェンジの間は国が管理しています。
今回の能登半島地震のあと、この区間では、
▽北に向かう輪島方面は、穴水インターチェンジからのと三井インターチェンジまで、
▽南に向かう穴水方面は、のと里山空港インターチェンジから穴水インターチェンジまで、
それぞれ通行止めが続いています。
道路を管理する金沢河川国道事務所は、このうち輪島方面の通行止めを2月2日午後1時をめどに解除すると発表しました。
通行止めの解除はおよそ1か月ぶりで、金沢市や富山県側などから輪島市に車で移動しやすくなるため、被災地の復旧に向けた取り組みの加速が期待されます。
通行止めの解除で、穴水インターチェンジからのと三井インターチェンジまでの区間は輪島方面への一方通行となり、これに伴って、南に向かう穴水方面は、のと三井インターチェンジからのと里山空港インターチェンジまでが新たに通行止めになります。
また、解除された区間では当面は40キロの速度規制が行われます。
金沢河川国道事務所は「復旧や復興につながる支援車両などの通行を優先的にお願いしたい」とコメントしています。
一方、穴水インターチェンジから南の、のと里山海道は、
▽穴水インターチェンジと横田インターチェンジの間の上下線と、
▽横田インターチェンジから徳田大津インターチェンジまでの金沢方面の上り線で、
通行止めが続いています。