6日午後11時前、東京・新宿区百人町の都営アパートの1室で、この部屋に住む原田千鶴さん（89）がベッドの上で、顔にタオルがかけられた状態で動かなくなっているのを、帰宅した40代の息子が見つけました。
110番通報を受けて警察官が駆けつけましたが、原田さんはその場で死亡が確認されました。
警視庁によりますと、原田さんは体が不自由で、80代の夫と息子が2人で介護を続けていましたが、夫と連絡が取れなくなっているということです。
原田さんに目立った外傷はみられないということですが、部屋の中には、夫が息子に宛てて書いたメモが残されていて、警視庁は、死因を詳しく調べるとともに、夫が何らかの事情を知っているとみて、行方を捜しています。