告発されたのは、住居不定・無職の渡邊真衣被告(25)です。
渡邊被告は、SNS上で「頂き女子“りりちゃん”」を自称し、マッチングアプリなどで知り合った男性に恋愛感情を抱かせたうえ、金銭的に困っているなどとうそを言って、合わせて1億5500万円余りをだまし取ったなどとして、詐欺などの罪に問われ、裁判が続いています。
このうち、おととしまでの2年間に得たおよそ1億1000万円の所得について、期限までに申告せず、所得税およそ4000万円を脱税した疑いがあるとして、名古屋国税局は、渡邊被告を所得税法違反の疑いで名古屋地方検察庁に告発しました。
不正に得た金は、ホストクラブなど個人的な遊興費に使われていたということです。