先月26日、名古屋市中村区名駅4丁目のカラオケ店で20歳の女性が刃物で刺されて死亡し、自称 風俗店店員の曾我春暉容疑者(25)が、その場で逮捕され、殺人の疑いで検察庁に送られました。
曾我容疑者は逮捕時に、「別の女性も浴槽に沈めて殺した」などと話し、容疑者が住んでいたとみられる名古屋市中区大須のマンションの部屋の浴室では、住人とみられる30歳の女性の遺体が見つかっていました。
警察は、遺体の状況やマンション周辺の防犯カメラの映像などの捜査を進めた結果、曾我容疑者が、この30歳の女性も殺害した疑いがあるとして、16日にも殺人の疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。
容疑者は逮捕後の調べに対し、「自暴自棄になってやった」という趣旨の供述をしていたということで、警察は、2人の女性との関係や事件の動機を詳しく調べています。