9日午前1時ごろ、川越市小仙波の国道で軽乗用車が中央分離帯などに衝突しました。
この事故で運転していた10代から20代くらいの男性が搬送先の病院で死亡したほか、同乗していたいずれも10代から20代くらいの女性2人が頭に大けがをして、病院で手当てを受けています。
警察によりますと、軽乗用車にはあわせて4人が乗っていて、事故の直後に現場からひとりが立ち去ったのを警察官が確認していて、行方を捜しているということです。
事故は警察が覆面パトカーで巡回中に、急な進路変更した軽乗用車に対し、停止を求めましたが応じなかったため、赤色灯をつけてサイレンを鳴らしながら時速80キロほどでおよそ1.8キロ追跡したところで、中央分離帯などに衝突したということです。
パトカーが追跡中に事故が起きたことについて警察は「詳細は捜査中だが、現時点で適正な職務執行だと考えている」としています。