不正輸出えん罪事件で勾留中死亡 遺族“拘置所の医療改善を”

時間: 06/03/2024   ソース: 匿名   数字をクリック: 1622

6日に都内で会見したのは横浜市の化学機械メーカー「大川原化工機」の顧問だった相嶋静夫さんの長男などです。

相嶋さんは4年前、社長など2人とともに軍事転用が可能な機械を不正に輸出した疑いで逮捕、起訴され、拘置所での勾留中に見つかったがんで亡くなりました。

その後、無罪に当たるとして刑事補償の手続きが取られました。

長男などは拘置所で適切な検査や治療を受けられなかったため、相嶋さんのがんの発見が遅れ死期が早まったとして、国に1000万円の賠償を求める裁判を起こしていて、国は「必要な対応はした」と反論しています。