首都高 大雪での長時間通行止め受け 作業員増加など対応見直し

時間: 20/02/2024   ソース: 匿名   数字をクリック: 1032

2月上旬の大雪で、首都高速道路は本格的に雪が積もる前の5日午前11時半から通行止めが行われましたが、すべて解除されたのは53時間後の7日午後4時半でした。

長時間通行止めが続いたことについて首都高速道路会社は当時の対応を検証し
▽通行止めの区間が総延長の7割におよんだことで雪を取り除く作業員が不足したことや
▽湿った重たい雪を人力で取り除かなければならず作業効率が下がったこと
▽通行止めの拡大で本部に多くの情報が入り除雪作業の進捗(しんちょく)を管理できなかったこと
などが原因だとする結果をまとめました。

そのうえで
▽除雪などに当たる作業班を現在の174班から184班に増やし
▽狭い路肩でも使える小型の除雪機などを新たに配備するほか
▽路線ごとに作業の進捗を管理する職員を配置することになりました。

首都高速道路会社は「ご利用のお客様に大変ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。対応策を確実に実施し今後の大雪の対応に万全を尽くしてまいります」とコメントしています。