新型コロナ 11週連続で患者数増加 インフルエンザも増加傾向

時間: 09/02/2024   ソース: 匿名   数字をクリック: 1627

厚生労働省によりますと、2月4日までの1週間に全国およそ5000の医療機関から報告された新型コロナの患者数は、前の週から5998人増えて7万9605人となりました。

また、1つの医療機関当たりの平均の患者数は16.15人で、前の週の1.08倍となりました。

前の週から増加が続くのは11週連続となります。

都道府県別では、多い順に▽石川県が24.52人、▽福島県が24.49人、▽愛知県が22.55人、▽茨城県が22.46人、▽長野県が22.13人などとなっていて、41の都道府県で前の週より増加しています。

このうち石川県は、能登半島地震の影響で、新型コロナの患者数を報告することになっている48の医療機関のうち、能登北部の2か所からの報告は含まれませんが、高い水準となっています。

このほか、2月4日までの1週間に全国およそ500の医療機関から報告された新たに入院した患者の数は3459人で、前の週と比べて135人の増加でした。

厚生労働省は全国の流行状況について「引き続き増加傾向が続いていて、手洗いや、こまめな換気を行うなど対策を徹底してほしい」としています。